ジャパニーズテクニウム展
Exhibision
落合陽一は、東京大学で博士の学位を取得し、筑波大学と自身の企業であるPixie Dust Technologiesにて、メディア芸術及びメディア技術に関する研究や制作に従事するメディアアーティストです。 Prix Ars Electronica,EU Starts Prize, World Technology Award,Laval Virtual Awardなど国際的な受賞経験も多く先端技術を応用する芸術作品、アナログな光学系、物質性に回帰する作風等で評価を得ています。メディアアートの国際的論文誌であるLeonardo誌では「アリスの時間」が表紙作品に選ばれるなど注目を集めています。 落合は、イメージと物質の間にある表現可能性を探求し続けてきました。イメージ=移ろうかすかなこと(幽)、物質=根源的で確かなこと(玄)、でなる日本語的「美」の言語化=幽玄。幽玄に起因する日本的表現モチベーションからビジュアルとしての日本的なコンテクストを漂白しようとしています。